この記事でグーグル検索に著作者の顔を表示させる方法をご紹介しましたが、2014年9月にグーグルが著作者情報のサービスを終了しました。
詳しくは
「グーグル検索の著作者情報表示終了のお知らせ 」をご覧ください。
Googleで検索を行うと、検索結果に顔の写真が表示されることがあります。
これは「オーサーシップ(Authorship)」と呼ばれ、著作者情報を表示させるグーグル検索のサービスです。
Googleオーサーシップの本来の目的は他サイトに記事を寄稿したときです。
他サイトの記事を寄稿しても、アクセスを得られるのはそのサイトで著作者のページにはアクセスが来ません。
しかし、オーサーシップを設定することで著作者の情報が検索結果に表示されるので、
著作者のサイトにもGoogleプラス経由でアクセスを集めることも可能になります。
我々一般人では他サイトに記事を寄稿することはないので、
Googleの意図とは違う使い方になりますがオーサーシップを導入するメリットはたくさんあります。
検索結果に顔写真が表示されていると他の検索結果よりも目立つので、
通常よりもクリックされやすくなります。
また、聞いたところによると、
顔の写真を公開しているユーザーの記事は信頼できるということで、
SEO効果もあるという噂も聞きました。
メリットだらけのオーサーシップ。やらないわけにはいきません。
このブログにも、ぜひ取り入れていきましょう。
※今回の記事はワードプレスを使ったブログの説明となります。
目次
- 用意するもの
- グーグルプラスで行う事
- ブログ側の設定
用意するもの
- グーグルプラスのアカウント
- 自分の顔写真(250px x 250px)
- 自分のブログ(ワードプレス・MT等)
無料ブログではできない可能性があります。
グーグルプラスで行う事
顔写真の登録
グーグルプラスのプロフィールで自分の顔写真(サイズは250px×250px以上)を登録します。
※人間の顔以外の写真を登録しても検索結果には表示されないようなので顔写真を登録してください。
自分の顔写真をネットに公開することのは抵抗がありますが、顔を見せないで商売は成り立ちません。
本気でネットで集客を考えているなら意を決して公開していきましょう。
「寄稿先」の登録
グーグルプラスのプロフィールに「リンク」というテーマがあります。
その中の「寄稿先」に自分のブログのURLとタイトルを設定します。
ブログ側の設定
次はブログの設定です。
ブログ記事にグーグルプラスの情報を載せリンクをさせる必要があります。
この情報を載せるためにはHTMLを触る必要があるので、
「HTMLの知識が必要」でかつ「HTMLをカスタマイズできるブログ」である必要があります。
※無料ブログの中にはHTMLを触ることができないものもありますのでご注意ください。
お使いのブログによってやり方は違うので、今回はワードプレスのやり方についてご説明します。
先ほど、「HTMLの知識が必要」と言いましたが、ワードプレスならプラグインを使えばHTMLを触る必要なんてありません。
そのプラグインが
「ALL in One SEO」というプラグインです。
- プラグインから「ALL in One SEO」をダウンロードしてください。
- 「ALL in One SEO」のプラグインを有効にすると、ワードプレスの編集画面の左側に「ALL in One SEO」タブが現れます。
- 「ALL in One SEO」の「General Settings」を選択。
- 「General Settings」の画面から下の方にスクロールすると、「Google Settings」というタイトルがあり、その中の「Google Plus Default Profile」という項目があります。
- 「Google Plus Default Profile」の中にあなたのグーグルプラスのURLを入れます。
私の場合は→「https://plus.google.com/u/0/100907807481136735115/」というURLです。 - 後は、同ページの上部か下部にある「設定を更新」というボタンを押せば完成です。
うまくできたか確認
グーグルプラスの設定・ブログの設定がうまくできたか確認をしましょう。
グーグルが提供する構造化データ テスト ツールにアクセスします。
URLを入力して、プレビューを押すと
このようにGoogle検索結果が表示されるので、正しく表示されているか確認しましょう。
後はGoogleに反映されるのを待つ
構造化データテストツールでうまく行っても、Googleの検索結果にはすぐに反映されません。1ヶ月ぐらいかかるようなので気長に待ちましょう。
※2014年9月 Google検索のオーサーシップ終了と共にSEO対策のカテゴリーからGoogleのカテゴリーに移動しました。