Googleアドワーズの広告費を安く抑えよう
GoogleアドワーズやYahooオーバーチュア(リスティング広告)は、
キーワードの設定をして、広告を出稿して「ハイ、終わり」という訳ではありません。
むしろここからが腕の見せ所、
やり方によってはクリック単価を抑えて同じ予算でもクリック数を増やすことが出来ます。
GoogleアドワーズやYahooオーバーチュアの広告費を安く抑えるやり方をご説明します。
広告費を抑える3つのポイント
- 無駄なキーワードの出稿を抑える
- 品質スコア(品質インデックス)をあげる
- 収益率の高いキーワード・広告を見つける
無駄なキーワードの出稿を抑える
リスティング広告をしていると、我々が意図していないキーワードでのアクセスがあります。
例えば、住宅のリフォームを行っている工務店が、Googleアドワーズ(Yahooオーバーチュア)で広告をだしています。
リスティング広告のキーワードは「リフォーム」が適切ですが、「リフォーム」でアクセスを集めると、「宝石 リフォーム」「衣服 リフォーム」などのキーワードで検索された時も広告が表示されます。
これらのキーワードで来たアクセスは、「住宅リフォーム」する気はないので無駄なアクセスに広告費を払っていることになります。
無駄なキーワードでアクセスがあった場合は、「除外キーワードの設定」を行い、無駄なキーワードで広告が表示されないようにしましょう。
品質スコア(品質インデックス)をあげる
品質スコアとは、
ユーザーが検索したキーワードと広告内容がマッチしているかをランク付けしたものです。
Googleアドワーズは「品質スコア」と言い、
Yahooオーバーチュアは「品質インデックス」と言います。
広告の表示順は、広告費の金額だけでは決まらず、品質スコアも広告の表示順に大きく影響します。
品質スコアが高ければ、同じキーワードに広告を出しているライバル企業よりも安い値段で相手より上位表示させることも可能です。
品質スコアは1~10の10段階で評価されます。この数字が高いほど広告費を安く抑えると考えてください。
この品質スコアを上げる方法はいくつかありますが、1番簡単で効果がある方法はクリック率を上げることです。
クリック率を上げるための方法は大きく2つ。
- クリックされやすい広告文を作ること
- 上位に表示させること
クリックされやすい広告文を作ること
検索キーワードに関連した広告文を作ることでクリック率があげることができます。
また、お客様のニーズにマッチした広告文を考えることも重要です。
上位に表示されること
有料広告の1番上に掲載されればより多くのユーザーに広告を見てもらうことができ、下位の広告よりもクリック率があがります。
では、上位に表示されるにはどうしたら良いかと言うと、上限クリック単価を上げる(=1キーワードの購入単価をあげること)ことです。
一見広告費を安く抑えるという題目と矛盾しているようですが、これが品質スコアをあげて費用を安くする近道です。広告を始めた当初は上限クリック単価を高めに設定しクリック率を高くします。クリック率が高いと品質スコアが上がっているので、そこから上限クリック単価を少し下げても上位表示をキープでき、クリック率も維持(=品質スコアも維持)できるということです。
収益率の高いキーワード・広告を見つける
広告をだして一定期間立つと、どのキーワードでどれだコンバージョン(お問い合わせや商品購入などの目的のこと)に繋がったかのデータがでます。その中でかけた広告費に対して費用対効果(売り上げが十分あるか)を検証します。
収益率が良いキーワードは予算を増やしさらなる売上UPを目指します。
逆に収益率が悪いキーワードは減らし、採算が合わないようであれば削除するなどの対応が必要です。
同じように広告文に対しても検証を行います。
収益率の高いキーワード・広告を見つけだすことにより、余分なキーワードに対しての広告費を削減し予算の効率化を計ります。
Googleアドワーズの広告費を安く抑えようまとめ
以上の3つのポイントを気を付ければGoogleアドワーズの広告費を安く抑えることができます。ぜひお試しください。